流される日常
(7)

40000Getされたyo-yo様より
「運命の人」足掻きながらも馴染んでいく拓巳の新婚生活






 腰に回されている手が怪しい動きを始める。
 右手は胸元へ。
 もう片方は股間をまさぐっている。

「やめ・・・・・っ・・・・・」

 首筋を舐め、軽く啄む。
 回した手で、服の上から乳首を探り当て摘み捏ねる。
 たった一週間だが、濃厚な毎日を過ごしている為、あっという
 間に先端が尖る。
 股間も反応し、硬くなっている。

「やらしー、ちょっとさわっただけで、もう硬くなってますよ」

 耳をネットリと舐められる。
 直に聞こえてくる、くちゅくちゅという音に拓巳の身体は一層
 熱くなっていく。

「おま・・・・な・・・んで・・・・いつもキッチ・・・・ン、あっ・・・・」

「なんですかね〜、拓巳さんがエプロンしてキッチンに立って
る姿見ると、こう・・・ムラムラっとするんですよ〜。 後ろから
見る細い腰に、エプロンの結び目がそそるんですよね〜」

 言いながらシャツのボタンを外していく。
 帰って直ぐに白いコットンのシャツとジーンズに着替えた拓
 巳。
 シャツの下は滑らかな素肌。
 今度はシャツの上からではなく、直に触れ堪能する。
 すっかり尖っている乳首。
 指で挟まれ、捏ねられると身体が熱くなる。

「ん・・・・」

 爪先で引っかかれると自然と声が漏れる。
 意味のないただの飾りだった身体に一部。
 それが、良太郎と結婚し、身体を重ねた事により、意味のあ
 る物へと変わった。
 こんな所が感じるとは。

「敏感ですね。 ちょっと触っただけでこんなに硬くなって」

 甘く囁く声が腰に響く。

「やっ・・・・あっ、んっ!」

 突然の強い刺激に腰が跳ね、声が高くなる。
 直に触れる熱く大きな手。
 ジーパンのボタンが外され、ジッパーも下ろされている。
 良太郎の手が下着に中に入り込み、拓巳自身を握りこんで
 きた。
 拓巳のそれは、既に立ち上がり、先端から蜜を零している。

「気持ちいいですか?」

 聞かずとも、拓巳の反応を見れば分かるだろう。
 だが、良太郎はあえて聞いてくる。

くそっ!

 答えず、必死に唇を噛んで耐える。
 少しでも口を開けば喘ぎ声が漏れるから。
 それだけならいいが、違う言葉まで口にしてしまいそうだか
 ら。

 身体を震わせ耐える拓巳を、良太郎は追い上げていく。
 
「拓巳さんのここ、凄い事になってますよ。 ほらどんどん溢れ
てくる・・・・・」

 言って、拓巳自身を扱いていく。
 溢れた蜜のお陰で動きも滑らかに。
 時折、先端に蜜を刷り込むように捏ね、括れを刺激する。

 流しに必死に掴まり立っていたが、力が抜け膝を着いてしま
 った。
 そして腰を突き出すような格好になってしまう。

 クチュクチュと響く水音に更に身体が煽られていく。

「くっ・・・・・、ああっ!?」

 いつの間にか、膝まで下ろされているズボンと下着。
 露わになった臀部の狭間に刺激が。
 良太郎に指が蕾を刺激する。
 始めは擦るだけ。
 それだけで腰が揺れてしまう。

畜生! こんなの俺に身体じゃない!

 そう思っても身体が反応してしまう。

「拓巳さん、まだ入り口触ってるですよ。 やらし〜、こんなに
ヒクヒクさせて」

「・・ぅ・・・る・・・さぃ・・・・・んぁ・・・・」

「ね、舐めてもいいですか?」

 舐めるなと言っても舐めるだろう。
 入れるなと言ってもこいつは絶対に入れる。
 でも言いたい。

「だめ・・・だ・・・・ああっ・・・・」

 拒絶の言葉を言い終わらないうちに、後ろに濡れた温かい
 ものが。

「ひぁっ!」

 後ろを舐めるピチャピチャという音。
 それと同時に前を弄るクチュクチュという音に一気に欲望が
 身体の中を駆けめぐる。

「もう少し待って下さいね」

 言って唾液の滑りを借りて、良太郎の指が入って行く。
 一週間前にはそんな所に指が入って来るとは思ってもいな
 かった。
 指だけでなく、良太郎の舌、雄が入ってくるなどと。
 それ以上に、排泄器官でしかなかったその場所が性器とな
 るなどと、誰が思っただろうか。
 そんな場所に指を入れられ、かき回されて喘ぐ自分。
 
 結婚して一週間。
 毎晩抱かれ、後ろに良太郎の性器を入れられ擦られ突か
 れた事でその器官で快感を覚えさせられた。
 
 指などでは足りない。
 もっと太く大きな物を入れて欲しい。

「あああ・・・・・」

 指が一本から二本へと増やされ、中をかき回される。
 拓巳の先端からは止めどなく透明な液が溢れている。

「拓巳さん・・・・そんなに閉めたら中がかき回せないですよ。 
それとも、もう入れて欲しいんですか?」

 入れて欲しいだなんて事は絶対に言えない。
 そんな恥ずかしい事、そんな厭らしい事言えるものか。
 口では言えなくても身体が正直に反応している。

 クスリと笑う声。

「本当は、入れてって言って欲しいんですが・・・・・ 言ってく
れないですよね」

 後ろを舐めながら言わないで欲しい。
 微妙にかかる息までが刺激になるのだ。

「くっ・・・・・だれ・・・・が・・いう・・・・か・・んぁ・・・・・・・!」

「ですよね。 でも、身体のほうが入れてもいいって言ってくれ
てるのと、俺が我慢出来ないんで入れさせて貰います」

 言って入れていた指を抜く。
 意識はしていないのに、後ろが勝手に閉め指を引き留めよ
 うとする。

「駄目ですよ、指抜かなかったら入れられないですよ」

 言って両手で腰を抱え、後ろに熱く大きな物が当たったと
 思ったら一気に入り込んで来た。

「あああぁぁ!」

「・・・・・つっ!」

 衝撃で拓巳の前が弾けた。
 そしてその強い締め付けに、良太郎も入れただけで持って
 いかれそうになる。
 
「入れただけでイッちゃったんですか?」

 拓巳に覆い被さり耳元で囁く。
 欲情に濡れた声。
 腰にゾクリとくる。
 
 入れたまま動こうとしない良太郎。
 動けと言わんばかりに、拓巳の中がうねり良太郎の性器に
 絡みつく。


 なんて厭らしい身体になったんだろう。
 たった一週間で、いや、初めて身体を重ねた日から拓巳の
 身体は淫らだった。
 それが良太郎の手により更に淫らな身体になった。
 もっと、自分を欲しがる身体に煽られ動き始める。
 拓巳の中は熱く、脳を焼くような快感を与えてくれる。
 奥を突き、腰を回せば同じように拓巳の腰も揺れる。
 そして自分の最も感じる場所へ良太郎を導き乱れる。
 抱いても抱いても抱き足りない。
 快感に溺れている拓巳はとても綺麗だ。


「あああん・・・・・いぃ・・・・・っ・・・」

「そんなにいいですか・・・・」

「いいっ・・・・もっと・・・・・」

 その言葉に煽られ良太郎の動きも激しくなり、拓巳の最も感
 じる場所を突く。
 
 硬くエラの張った部分で突かれ一気に駆け上がる。

「・・・も・・・・いく・・・・・っ!」

「・・・俺も、いきますっ!」

「あああっ!」

 最後に大きく三度突き良太郎が中に放つ。
 同時に拓巳も。
 流しの扉に、そして床に白濁が流れ落ちる。

 絶頂を迎えた拓巳はその場に崩れ落ちた。





 
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